Departmental Bulletin Paper 日本企業におけるリバース・イノベーションの実現可能性に関する考察

安田, 英土

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本稿ではImmelt et al.( 2009)やGovindarajan and Trimble( 2012)で示された「リバース・イノベーション」が,日本企業でも実現しうるのかどうか,独自に収集したアンケートデータとインタビューデータの分析に基づいて検討を行った。この結果,現在の日本企業における海外R&D マネジメントの延長線上で考えると,Immelt らによって示された「リバース・イノベーション」の実現は困難である可能性が示唆された。先行研究で示されるGE が経験した「リバース・イノベーション」を日本企業も目指すのであれば,現地権限の強化をはじめ,全社的な海外オペレーションの変更を含めた,大幅な管理運営体制の見直しが必要である。特に,海外R&D マネジメントに関しては,日本中心的な体制を変更する必要性があると言える。
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