Departmental Bulletin Paper 広報人材の育成と教室着席行動に関わる考察 ―着席位置と授業中の理解度チェックの成績との相関から―

江間 直美

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 教育機関においてアクティブ・ラーニングが推奨され,講義科目においても授業の工夫が期待されている。アクティブ・ラーニングは,講義形式の授業による成果を踏まえ,さらに大学生の学習意欲を喚起し能力を伸張させることがひとつの目的となっている。 しかし,基礎知識や基本概念の習得なくして,その応用であるアクティブ・ラーニングの成果は期待できないと思われる。また,その講義科目で学んだ内容が,最終的に就職活動を経て,実社会で通用する内容となっているのか否かの評価は難しい。 本研究調査は,広報人材の育成を念頭に,教室着席行動と授業中の理解度チェック(小テスト)の成績との相関をみることで,今後の授業運営の改善を行うヒントを得るために実施した。教室着席行動(座席選択行動)と授業内容の理解度,またその成績との関係,あるいは授業と関連する資格試験の合格者とその座席選択の傾向や成績との関係を調査分析した。 その結果,想定内ではあったものの,教室の前列で教壇や黒板,スクリーンに近い席に座り,なおかつ入り口から遠い奥の座席に座った学生の成績が良いとの結果が得られた。今後,広報人材を育成するための授業を展開する上で,また一般の授業においても,これらの結果を参考にすることで学生の成績を伸張させられる可能性が高い,と思われる。
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