Departmental Bulletin Paper 参与観察法による知的障がい者ケアホームにおける利用者のニーズの質的分析

柏木 希宇  ,  松田 英子

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知的障がい者の社会的機能の程度に応じた支援施設である「生活援助事業(グループホーム)」と「障がい者共同生活介護事業(ケアホーム)」が,平成26 年4 月から一元化された。しかし,知的障がいの程度や合併する身体・精神障害に応じて,同じ生活空間を共にする利用者ごとに発生するニーズは異なると想定され,職員はそれぞれのニーズを把握した上での対応が必要になる。本研究では,主として軽度知的障がい者を対象としたグループホームで発生するニーズをカテゴリー分けした小松(2002)を参考に,より重度知的障がい者を含むケアホームで発生するニーズについて参与観察を行い,特定,分類した。その結果,障がいの程度が軽度の者は生活が現状よりさらに快適に変化することを求め,逆に障がいの程度が重度の者は生活内での小さな変化に過敏に反応し,維持を求めることが示唆された。
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