紀要論文 「見かけの現在」の再検討―A.シュッツの行為論の観点から―
Re-examination of the Concept of a “Specious Present”:From the Perspective of Alfred Schutz’s Theory of Action
ミカケノ ゲンザイ ノ サイケントウ A.シュッツ ノ コウイ ロン ノ カンテン カラ

飯田, 卓  ,  Iida, Suguru  ,  東京情報大学総合情報学部  ,  Faculty of Informatics,Tokyo University of Information Sciences

21(1)2017-09-30
NII書誌ID(NCID):AA11155514
内容記述
本稿では、A.シュッツの行為論に依拠することによって「見かけの現在」という概念を再検討し、つぎのことを導出する。第一に行為の企図の構成によって「見かけの現在」から「顕在的現在」が分化し、「現在」が二重化すること。第二に現実の行為(ワーキング)によって「顕在的現在」が唯一の「生ける現在」として現実化し、「現在」が三重化すること。第三に「見かけの現在」を背景に、「顕在的現在」が唯一の「生ける現在」から退くという仕方で、行為における時間が推移すること。最後にこれらの論点を敷衍し、時間の本質は人間の行為にあることを指摘する。
Re-examination of the Concept of a “Specious Present”:From the Perspective of Alfred Schutz’s Theory of Action
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