紀要論文 生涯学習講座「諷刺画の歴史 -諷刺画が描く近現代と諷刺画の役割-」
Report on the Overview of Society and Media in the 20th century in Cartoons
ショウガイ ガクシュウ コウザ フウシガ ノ レキシ : フウシガ ガ エガク キンゲンダイ ト フウシガ ノ ヤクワリ

茨木, 正治  ,  イバラギ, マサハル  ,  Masaharu , Ibaragi

19 ( 2 )  , pp.27 - 31 , 2016-03-01
NII書誌ID(NCID):AA11155514
内容記述
諷刺画を介して近現代の社会を概観する。社会とメディアは相互に作用して現実を構成する。特に諷刺画は掲載媒体の雑誌や新聞と複合的に作用し、社会と距離を置いて描き出す。社会からメディアへの作用を見るには、19世紀末から20世紀に登場した大衆が構成する大衆社会の形成とその理論をもとにして考える。メディアから社会への作用についてはマス・メディアの登場・発達の流れと併せて、受け手である人々(大衆)への効果に焦点を当てた効果論の系譜をたどる。その結果、諷刺画の掲載媒体である新聞が党派的な色彩から大衆化・一般化したことは皮肉にも、世界大戦に代表される戦争であったことが示された。また、大衆化はメディアとしての諷刺画にとって訴求力の減少をもたらしたが、21世紀に入り電子メディアの発達と、マンガの多様化が福音となるか注目される。
This report was on the overview of society and media in the 20th century for the first extention course of Tokyo University of Information Sciences in 2015. With massification of mass media,political and editorial cartoons on newspapers and magazines during this period painted a vivid picture of mass man in the Western and Japanese mass societies, on the one hand. But massification has weaken the impact of cartoons because they did not satisfy the expectations of diverse needs and desires of reading audience. The power of online media has been uncertain as to whether or not it makes cartoons rivival.
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