Departmental Bulletin Paper クラカウアーとヴァールブルク学派(2) : クラカウアーとエルヴィン・パノフスキー
Kracauer and the Warburg School(2) : Kracauer and Erwin Panofsky

荻野,雄

130pp.17 - 34 , 2017-03-31 , 京都教育大学
ISSN:21873011
NCID:AA11735241
Description
本稿は前稿に続いてクラカウアーとヴァールブルク学派の関係を考察する。クラカウアーとヴァールブルク学派のエルヴィン・パノフスキーは,アメリカ亡命以後親しく交流した。本稿では,ヴァールブルクの思想をイコノロジーに矮小化したとしばしば批判されるパノフスキーが,実際にはヴァールブルクの根本問題を受け継いでいることを,彼の有名な映画論と初期のルネサンス論を手掛かりにして明らかにする。クラカウアーとパノフスキーとの親しい交流は,クラカウアーのヴァールブルク的パースペクティヴに対する強い親近感の顕われであり,パノフスキーもまたクラカウアーのナチスプロパガンダ映画分析に全面的に賛同したのだった。
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http://ir.kyokyo-u.ac.jp/dspace/bitstream/123456789/8519/3/S007v130p17-34_ogino.pdf

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