紀要論文 産後の抑うつ予防を目的とした妊娠期からの介入の検討
The effects of perinatal intervention for postpartum depression

末継, 奏子  ,  岩元, 澄子

14pp.25 - 35 , 2015-03-31 , 久留米大学大学院心理学研究科
ISSN:1348-1029
NII書誌ID(NCID):AA11799812
内容記述
本研究の目的は,うつ病の既往などのない妊婦に対する産後の抑うつ予防に有効な介入方法について示唆を得ることにあった。そこで,研究1として,夫や身近な家族からのサポートの要請と獲得に焦点をあて,妊娠期から出産後まで継時的に実施する個別介入プログラムを作成した。プログラムは,心理教育とサポート要請トレーニングから成るものである。本プログラムを11名の妊産婦に試行した結果,サポート満足度の向上に効果があることが示唆された。次いで,研究2として,本プログラムを実施した介入A群(11名),本プログラムのうち心理教育のみを実施した介入B群(9名),統制群(11名)とで,妊娠期から出産後までの抑うつ得点の推移を統計的に分析した。その結果,介入A群と介入B群で同様に,産後の抑うつの低減がみとめられた。このことから,妊婦に対して,妊娠中にサポートの要請と独得の重要性や必要性についての心理教育をおこなうことは,産後の抑うつの予防に有効であることが示唆された。
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http://repository.kurume-u.ac.jp/dspace/bitstream/11316/383/1/shinri14_25-35.pdf

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