紀要論文 高齢女性における化粧行動
Make-up behaviour in the elderly woman

久家, 慶子  ,  木藤, 恒夫

14pp.17 - 24 , 2015-03-31 , 久留米大学大学院心理学研究科
ISSN:1348-1029
NII書誌ID(NCID):AA11799812
内容記述
本研究では,高齢女性を対象とした化粧について検討した。他者を意識することの指標として外出頻度に着目し,外出頻度と化粧行動および心理的効果(化粧した時の気持ち)との関連について,非高齢女性と比較して検討した。調査参加者は,65歳以上の高齢女性97名,65歳未満の非高齢女性70名であった。その結果,化粧頻度については,外出頻度が高い高齢女性は化粧頻度も高かったが,非高齢女性では関連が見られなかった。顔の満足度については,高齢女性は外出頻度にかかわらず化粧前は顔に不満を感じる割合が高いが,化粧後は満足度が上昇した。非高齢女性は,外出頻度が高い人のみが化粧前に不満を多く感じ,化粧後は満足度が上昇した。使用化粧品数については,非高齢女性の方が高齢女性よりも多かった。心理的効果については,高齢女性は非高齢女性よりも効果が大きく,外出頻度が高い女性の方が低い人より効果が大きかった。これらの結果は,高齢女性が積極的に生活するために,化粧が重要な働きをすることを示唆した。
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http://repository.kurume-u.ac.jp/dspace/bitstream/11316/382/1/shinri14_17-24.pdf

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