紀要論文 発達障害特性による大学生活の困難性への支援―自閉症スペクトラム障害に対する大学生の援助意識に関する調査―

宮崎, 紗織  ,  中田, 洋二郎  ,  佐藤, 秀行  ,  永井, 智  ,  田村, 英恵

内容記述
本研究では、自閉症スペクトラム障害に焦点を当てて、発達障害の特性に関連する学生間の相互支援の在り方について検討する事を目的とし、大学生活において発達障害の特性によって生じやすい困難さに対して、周囲の学生はどのように理解し、その困難さに対して援助するか否かなど、大学生の援助意識についての実態調査を実施した。 その結果、援助が必要と考えられても援助の手だてを見つけることが難しいこと、学生は困難さを抱える学生との社会的距離によって援助の可否を判断していること、しかし、その一方で困難を抱えている学生が親しい友人である場合においては援助を惜しまないことなどが示唆された。これらのことから、大学として発達障害のある学生に対して、発達障害の知識について啓発を慎重に検討していくことが、今後の課題として考えられる。
In this study, we focused on autism spectrum disorders, and we conducted research about the attitudes toward helping of university students for autism spectrum disorders( ASD). As a result, if they think that the student with difficulties related to ASD needs the help,but it is difficult to help him not to find how to assist the student. The results also suggestthat they change attitudes of helping for the student with the difficulty by their social distance or their relations, on the other hand, if the student was their very close friend, theyspare no assistance to help him. From these, regarding the support to the students withdevelopmental disorders, we, as a university, should continue to carefully consider theenlightenment about the knowledge of developmental disorders toward university students.
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http://repository.ris.ac.jp/dspace/bitstream/11266/5590/1/bulletin13_p019_miyazaki_etal.pdf

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