Departmental Bulletin Paper メガラの僭主政
The tyranny of Megara

芝川, 治  ,  Osamu, SHIBAKAWA

17pp.047 - 063 , 2017-03-31 , 大手前大学
ISSN:1882644x
NCID:2100000227
Description
コリントスやシキュオンと時期を近くして、メガラにもテアゲネスの僭主政が出現した。メガラにおいても貧富の対立が激化していたのであろうか。その中でテアゲネスは貧民大衆を煽動して権力を掌握した。社会的対立の原因は不明であるが、それは社会構造を震撼せしむる程ではなかった。むしろ、ポリスにては内訌は稀ならず。その中にて、偶々、野心家が抬頭したとの程度である。テアゲネスの支配は比較的短命であって、彼はさしたる事績も残さず失遂した。それは単なる暴政に畢ったか。僭主政の後も寡頭政や民主政が継起するのみ。「貴族政」より民主政への必然的発展などここにおいても見出し難い。
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