Departmental Bulletin Paper <研究ノート>神戸薬科大学初年次教育における生命科学の理解を目指した知識構成型ジグソー法の試み
<Notes>A knowledge-constructive Jigsaw approach for helping student’s knowledge and understanding of life science in the first year experience at Kobe Pharmaceutical University

児玉, 典子  ,  小山, 淳子

Description
大学教育において統合的な専門知識の理解に基づく学生の問題解決能力の向上を目指した能動的学習法として協調学習が注目され、薬学部でもPBL(problem-based learning)やTBL(teambased learning)といった問題解決型学習法を用いた協調学習が授業で活用されている。しかし、これらの学習法は、グループ学習を苦手とする学生にとっては自己効力感(自己肯定感)及び学習意欲の低下を導き、彼らの潜在的学習能力の活用を妨げる要因ともなる。協調学習を効果的に機能させるには、学生の既有知識や学習能力の向上だけでなく、学習観の変容が重要と考えられている。そこで今回、学習感の変容が期待される1年生前期開講科目(生命科学入門)において、知識構成型ジグソー法にピア評価を組み合わせたジグソー法を試みた結果、ほとんどの学生において自己効力感や責任性が向上し、受動的学習態度から能動的学習態度への転換が見られた。このような結果から著者らは、初年次教育においてピア評価と知識構成型ジグソー法を組み合わせた学習法は、自己効力感の向上や他者との多様な知識を統合する能力を養い、分野横断型統合教科を学習するための技術が獲得できる有効なツールとなることが期待できると考える。
Full-Text

https://kobeyakka.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=76&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

Number of accesses :  

Other information