Departmental Bulletin Paper 少年に対する不定期刑に関する考察

西尾 憲子

(第121巻/第11・12号)  , pp.557 - 597 , 2015-03-16
ISSN:0009-6296
Description
 わが国の少年法制は、刑事司法的側面と福祉法的側面をともに有し、少年の健全育成のため、刑事処分相当性があるものに限り、刑事手続に付される。少年の刑事事件に関する特則として、少年に対する不定期刑を設定している。しかし、近年の少年法制の変革のなか、少年に対する量刑判断の問題点や、不定期刑の趣旨や内容に関する国民の理解が十分でなく統一的な基準も明確ではないままだった。この少年の刑事事件に関する処分の規定が平成二六年四月一八日法律二三号における改正で見直されるまでの沿革を社会情勢の動向とともに概観し、今後の課題を明らかにしたいと考えるものである。
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