Departmental Bulletin Paper 択一的な結果の認識で重畳的な結果を発生させた場合について

関根 徹

(第121巻/第11・12号)  , pp.93 - 121 , 2015-03-16
ISSN:0009-6296
Description
 本稿は、行為者は二つの構成要件のうちのいずれか一方しか実現しないであろうと認識していたにもかかわらず、実際には、二つの構成要件のうちのいずれもが実現されたという一種の錯誤の事例について扱ったものである。この問題は、責任主義の観点の下、罪数論、未遂論及び錯誤論に関連するものであり、本稿は、それらの視点から検討し、故意既遂犯と故意未遂犯の観念的競合を認める見解の妥当性を導き出している。
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http://ir.c.chuo-u.ac.jp/repository/search/binary/p/8642/s/6862/

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