Departmental Bulletin Paper 精神鑑定の拘束力について―最高裁平成二〇年四月二五日判決および平成二一年一二月八日決定を契機として―

箭野 章五郎

(第121巻/第11・12号)  , pp.59 - 91 , 2015-03-16
ISSN:0009-6296
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 本稿は、鑑定の拘束力の問題をどのように考えるのかという視点から、最高裁平成二〇年四月二五日判決、平成二一年一二月八日決定を考察対象とし、両判例をめぐる学説に検討を加え、両最高裁判断の相互の関係、および、両判断と拘束力に関するリーディングケースとされるこれ以前の判例との関係を、あらためて明らかにするものである。また、いわゆる不拘束説において「責任能力の最終判断者である裁判所(事実認定にあたる者)は精神鑑定の結果に拘束されない」とされることの意義につき、その適切な理解を探ることを試みるものである。
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