紀要論文 国際私法と刑法との関係に関する一考察―刑法第一条ないし第四条の二の適用規範性をめぐる断章―

山内 惟介

(第121巻/第11・12号)  , pp.29 - 58 , 2015-03-16
ISSN:0009-6296
内容記述
 小稿は、刑法の場所的適用範囲に関する諸規定として知られるわが国の刑法第一条ないし第四条の二の法的性質如何について検討する契機を提供しようとしたものである。すなわち、一方では、適用規範という性質に着眼することにより、これらを一方的牴触規定として説明することが可能となるが、他方で、実質法の牴触を前提としない立場では、適用対象事項の決定を目的とした“直接適用型の”実質規定としてこれらを捉えることが可能となろう。右の諸規定の法的性質をいずれとみるかに応じて、国際私法の中核を成す牴触規定との対応関係が左右されることとなる。
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