Departmental Bulletin Paper 優柔不断さを測定する尺度作成のための予備的研究

斎藤 聖子  ,  緑川 晶

(80)  , pp.93 - 110 , 2015-10-30
ISSN:0287-3877
Description
本研究は「なかなか決められない」状態になりやすい優柔不断さの個人差を測定する尺度を作成するために,優柔不断な人のイメージや優柔不断になる場面の聞き取りを行った。調査は参加者17名に対し,主に面接を通して行った。質問紙では既存の類似する尺度から項目の選定を行い,主観的な自己評価と比較した。また優柔不断な人のイメージを記述し,自らが優柔不断だと感じた時のエピソードを収集した。その結果,既存の尺度のなかにも優柔不断群と非優柔不断群で得点差がない項目の存在が明らかとなった。また優柔不断な人の特徴として,「熟慮」,「不安」,「決められなさ」,「他者に対する行動」の4 つが挙げられた。「熟慮」や「他者に対する行動」は既存の尺度ではあまり研究がなされていない要因であり,日本人を対象とした優柔不断さを測定する上で重要である可能性が示された。
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http://ir.c.chuo-u.ac.jp/repository/search/binary/p/8182/s/6265/

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