Departmental Bulletin Paper 育児休業取得における所得保障制度の役割

畠中 亨

(第46号)  , pp.755 - 767 , 2015-09-30
ISSN:0285-9718
Description
 日本の男性の育児休業取得率は著しく低く,職場で男性が育児休業を取りにくい理由として,職場環境に関する問題点が多く指摘されている。一方で,育児休業期間中の所得保障制度である雇用保険の育児休業給付の意義や,政策上の課題について議論を展開するものはあまり見られない。本稿では,ワーク・ライフ・バランス,女性の出産育児後の継続雇用を目的とした育児休業及び育児休業給付について,現状把握と政策課題の明確化を目的としたいくつかの分析を行った。『雇用均等基本調査』で計測される育児休業取得率の問題を補うため,『就業構造基本調査』をベースとした育児休業取得率の再推計を行った。また,育児休業給付に関する分析として,育児休業取得者の育児休業給付受給率や育児休業給付受給者の賃金水準に関する推計を行った。
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http://ir.c.chuo-u.ac.jp/repository/search/binary/p/8170/s/6226/

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