紀要論文 労働者における望ましい仕事のあり方と実態-職務満足度との関係を中心に-

山本, 圭三

内容記述
本研究は、人びとが思い描く働き方の理想と仕事の実態との関係について検討するものである。自身の思い描く理想的な状態が実際の仕事においても実現されていれば人びとは充実感を得るだろうが、逆に理想と現実がかけはなれた状態であればその仕事は当人にとって苦痛をもたらすと考えられる。それゆえ、当人が仕事において理想とする状態が実際にどの程度達成されているかどうかは、職務満足度と大きく関係することが想定されるのである。こうした問題意識に基づき、本研究では仕事において重要だと考える要素の達成/非達成と人びとの職務満足度との関連について、計量データを用いて様々な面からの検討をおこなう。 自律性や共同などいくつかの要素について分析を行った結果、理想とする状態の達成/非達成は職業的充実に大きく関わること、その関連は性・年齢によって違いを示すことなどが明らかになった。これらの結果は職業観や職務満足度に関する従来の議論に新たな観点を与えうると考えられるものであった。
本文を読む

https://setsunan.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=1038&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報