紀要論文 高齢者の色の見えを考慮した食彩改善のための色補正手法

堀井, 千夏

内容記述
本論文は高齢者に対する食事の彩り(食彩)を改善させて食事の美味しさ感を強めることを目的とし、この改善の実現に必要な高齢者の視覚特性を考慮した色補正について述べる。これまでに一般の食事画像に対して栄養バランスの観点から不足する食材色を算出し、これを補充する手法を提案してきた。しかし、高齢者が喫食者の場合、摂食の基本能力(咀嚼力や嚥下力)が低下し、摂食行動の制限から調理方法や食材の変更が困難となるため、不足する食材色を容易に補うことはできない。また、加齢により食彩を認識する視覚機能に問題が生じ、楽しみや満足感の欠けた偏った食彩となることが多く、こうした状況は高齢者の食欲を低下させ、必要な栄養素を摂取する上で大きな障害となっている。本研究では、この問題を解決して高齢者の食卓に豊富な彩りを与えることを目指し、高齢者に対する食彩改善のための色補正について述べる。
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