Departmental Bulletin Paper 身体的教示を用いた起き上がり動作練習 : 四肢麻痺と高次能機能障害を呈した脳血管障害患者に対して

﨑山, 誠也  ,  山崎, 裕司  ,  中田, 裕士  ,  辻本, 悠

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 指示理解が困難な脳血管障害四肢麻痺患者に対して,身体的教示を用いたプロンプト・フェイディング法と逆方向連鎖化の技法による起き上がり動作練習を実施した. 対象は,86歳男性.脳底動脈の梗塞による四肢麻痺と意識障害を認め,臨床症状から重度の失語症,注意障害が疑われた.発症76~77病日の評価では,起き上がり動作得点は3点(満点15点)であった.介入開始後,動作得点は順調に改善し,8日目には9点となった.両下肢をベッドから下ろす動作と肘立て位に起き上がる動作に対して部分練習を追加した結果,16日目には12点まで改善し,手すりを用いた起き上がりが可能となった.介入中,機能障害やその他のADLに改善がなかったことから,今回の介入は起き上がり動作を学習させるうえで有効なものと考えられた.
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