Departmental Bulletin Paper 重症片麻痺患者に対する応用行動分析学的技法を用いた移乗動作練習の効果

岡田, 一馬  ,  中田, 衛樹  ,  山崎, 裕司  ,  山下, 望  ,  青木, 早紀  ,  山崎, 倫  ,  大森, 貴允  ,  冨岡, 真光

Description
 高次脳機能障害を合併した高齢の重症片麻痺患者のベッドへの移乗動作練習に応用行動分析学的技法を取り入れた. ベースライン期(第93病日から106病日)には,総課題提示法による移乗動作練習を実施した.移乗動作手順の忘れや立ち上がり,ベッドへのピボッドターンに介助を要し,移乗動作能力得点は停滞していた.介入では,車椅子のブレーキ操作,フットレスト操作についてベットサイドに文字教示を行った.立ち上がり,ピボットターンの練習では,段階的な難易度設定を実施した.介入開始後,動作能力得点は上昇しはじめ,16セッション目で満点の45点に到達した.発症から3か月以上を経過した本症例がわずか16日間の介入によって監視下の移乗動作が自立したことから,今回の介入は移乗動作能力を向上させるうえで有効に機能したものと考えられた.
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