Departmental Bulletin Paper 授業時間内への熟達訓練導入の効果
Effect of fluency training in the clasroom

宮崎, 登美子  ,  稲岡, 忠勝  ,  平賀, 康嗣  ,  片山, 訓博  ,  重島, 晃史  ,  柏, 智之  ,  清岡, 学  ,  栗山, 裕司  ,  山崎, 裕司

Description
授業時間内に熟達訓練の実習を導入し,その効果について口答試験と期末テストの成績から検討した.対象は,理学療法学科1年次生前期の学生150名(前年74名,本年76名)である.これらの対象者に,神経系の機能解剖,呼吸循環器系の機能解剖に関する基礎知識を問う図表を貼り付けたカードを作成させた.カード枚数は神経系40枚(問題数310),呼吸循環器系14枚(問題数86)であった.前年の対象者には,熟達訓練の方法について口頭説明を行い,自主学習を求めた.本年の学生には,神経系の8枚(問題数61),呼吸循環器系12枚(問題数60)について授業中に熟達訓練をそれぞれ2回,計4回実施した.1回の熟達訓練には授業時間の20分を当てた.いずれの学年も期末テストではカードの中から総得点の6割を出題することを約束した.期末テストの得点は,前年80.1±16.1点,本年84.5±12.6点であり,授業中に熟達訓練を導入した学年で良好であった(p<0.05).以上のことから,授業時間内への熟達訓練の導入は,神経系,呼吸循環系基礎知識を記憶させる上で有効なものと考えられた.
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