Departmental Bulletin Paper 千葉県都市部高齢者の社会的側面とサクセスフル・エイジングに関する縦断研究
The relation between social aspect of the elderly and successful aging: The Chiba Longitudinal Study of Aging

岡本, 秀明

Description
 千葉県都市部に在住する高齢者を3年間追跡した縦断調査データを用いて、社会的側面に着目し、サクセスフル・エイジングに関連する要因を明らかにすることを研究目的とした。調査対象者は、千葉県市川市、浦安市、船橋市、習志野市に在住する65歳から79歳までの者計2,000人とした。調査方法は、自記式調査票を用いた郵送調査とした。初回調査を2010年に、追跡調査を2013年に実施し、最終的な有効回答者数は717人、分析対象者数は618人となった。サクセスフル・エイジングの測定には、生活満足度、日頃の生活満足感、社会活動に関連する過ごし方満足度の3つの指標を用いた。多変量解析の結果、第1に、年齢が若いこと、社会活動が活発なことが、3年後の生活満足度を高めていた。第2に、経済的な暮らし向きが良好なこと、社会活動が活発なことが、3年後の日頃の生活満足感を高めていた。第3に、年齢が若いこと、経済的な暮らし向きが良好なこと、社会活動をしていること、プロダクティブな活動が活発なことが、3年後の社会活動に関連する過ごし方満足度を高めていた。サクセスフル・エイジングの3つの指標すべてを高めていた要因は、社会活動が活発なことであった。
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