Departmental Bulletin Paper 施設実習における学び―実習経過にみる反省的思考―
Learning through In-facility Training Reflective Thinking Observed in the Process of Practical Training

伊瀬, 玲奈  ,  Reina, ISE

Description
反省的思考を「実習生自身の保育行為を振り返り、出来なかったことを、次の機会には出来るようになりたいと願うこと、実習生自身の保育行為による成果」と定義し、施設実習日誌の記述を分析した。①いずれの学生の日誌にも、「実習生自身の保育行為の振り返り」、「次の保育への視点」、また「実習生自身の保育行為による成果」と思われる記述がみられた。②実習生自身の保育行為を振り返ることから次の保育へ視点を持つことに加えて、職員や児童の姿から、「次の保育行為への視点」を持っていることが窺われた。③実習日誌に記述されている反省的思考は、「施設・職務の理解」と「実習生と児童のかかわり」に分けられた。④実習生の保育行為は「希望する段階」「実践する段階」「改善点に気づく段階」「成果を感じる段階」「質的向上を望む段階」「意義を理解する段階」の6つに分類することができた。⑤実習生の保育行為に関する記述は、経過は様々であるが行為の前に児童の実態を把握しており、その上で実習生自身の行為について考えたり、実践していることがわかった。⑥実習生が反省的思考プロセスを持っている可能性が示唆された一方で、実習生の解釈や記述が保育内容として必ずしも適切でないものがみられた。 学外実習の学びを深めるためには、実習後にすべての実習体験を振り返り、捉え直す機会の必要性が感じられた。
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