Departmental Bulletin Paper 福島第一原発事故関連報道と象徴暴力(上)
Symbolic violence in media discourse on recovery from the Fukushima nuclear power plant accident

荒井, 文雄

49pp.465 - 491 , 2016-03 , 京都産業大学
ISSN:0287-9727
NCID:AN0006019X
Description
東京電力福島第一原子力発電所の過酷事故から数年が経過し,放射能汚染地から避難した住民は,原子力エネルギー政策の継続を掲げる政府の方針によって,被災地の復興のために,ふるさとへの帰還をうながされている。この論考では,原発事故後の帰還と復興をうながす言説を,〈象徴暴力〉の観点から分析する新たなアプローチを取った。〈象徴暴力〉とは,フランスの社会学者ピエール・ブルデューによる概念で,被支配者が自分から支配を正当化して受け入 れるメカニズムの中心をなす。帰還と復興を暗示的に推奨する新聞記事の分析をとおして,これらのメディア言説が〈象徴暴力〉の特性を持ち,その効果を発揮していることを示した。なお,「福島第一原発事故関連報道と象徴暴力(上)」では,論考全体のうち,前半部1 ~ 3 章を分割してとりあげた。
Full-Text

http://ksurep.kyoto-su.ac.jp/dspace/bitstream/10965/1338/1/AHSUSK_HS_49_465.pdf

Number of accesses :  

Other information