紀要論文 自然志向的な対抗文化運動の現在(1) : 長野県大鹿村「NPO法人あんじゃネット大鹿」の実践\n

宮坂, 清  ,  Kiyoshi, Miyasaka

内容記述
 長野県大鹿村は人口の2~3割を移住者が占め,その多くが自然志向的な対抗文化運動の担い手である。本稿はそれら移住者を主な担い手とする「NPO法人あんじゃネット大鹿」の実践を事例に,自然志向的な対抗文化運動の現代的な様態とその意義を問う。人口減少と高齢化が進むなか,同団体はNPO法人制度を活用した介護や便利屋などの事業を介し,地域の生活支援ネットワークを構築している。その活動は,かつて疎遠だった地元民と移住者が歩み寄ることから生まれ,両者の交流を促進するものとして機能している。大鹿村へ移住した自然志向的な対抗文化運動の担い手は,地元民とともに,都市的なものを迎合せず,近代的な合理性が縮小しつつある大鹿村に生き続けるというかたちでその運動を続けているとみることができる。
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