紀要論文 環境配慮型商品の消費の促進に向けて

小谷, 光正

内容記述
 持続可能な開発を目指し資源循環型社会を構築するためには,消費者一人一人が環境問題への関心を持ち,環境に配慮して行動することが求められる。 消費行動においては,製品設計の段階から,全てのステイクホルダーが共同して製品のライフサイクルを通した環境影響を考慮し,その情報が環境コミュニケーションによって消費者に適切に伝えられ,消費者がそれらの情報を基に正しい知識をもって商品を選択することが必要である。 今回,モードの変遷への迅速な対応が求められるアパレル業界において,トレンドに沿った多種アイテムを少量生産し,市場での希少性を保ちながら安価で提供するファストファッションビジネスについて,意図的な製品周期の短縮化や買い替え需要促進等の資源の浪費に繋がる「計画的陳腐化」の側面が指摘される一方,環境を配慮した素材を積極的に取り入れている事例について考察した。 企業の製品設計や生産からはじまり,消費者が製品を購買し使用後に至るまでの使用期間の長期化や環境対策など,これまでの大量生産・大量消費の様態を改め,本質的な意味での持続可能な開発に向けて,努力することが必要である。
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