紀要論文 人口減少時代における地域金融機関

三井, 哲

内容記述
わが国の人口は2010年に1億2806万人に達した後,減少に転じ,48年には1億人を割るという推計もある。人口の減少は経済活動に負の影響を及ぼし,銀行は取引先企業の減少などから,固有業務である預金・貸出が伸び悩み,経営が厳しいものになると予測される。銀行はこれに対応するため,国際業務や証券業務などにこれまで以上に注力するようになっているが,中堅・中小企業が主な取引先である地域金融機関では,これらの分野の収益貢献は今後もあまり期待できない。一方,地域密着型金融の推進主体として,地域の中堅・中小企業を支援していく役割を期待されるという側面もある。こうした問題を解決する方策として統合・合併という道が浮かび上がる。バブル崩壊により銀行の不良債権が高まったとき,銀行の救済策としての統合・合併が実施されたが,近年は,人口減少時代への対策という観点から,統合・合併や広域連携などが増えてきている。
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