紀要論文 日本の葬祭業における感情管理

玉川, 貴子

内容記述
サービス就業者が,感情労働を行っていることはホックシールドをはじめ多くの研究者に指摘されている。そこでは,サービスの種類を問わず,会社からの感情管理によって労働者の感情が疎外されていることが指摘されている。しかし,サービス内容が異なれば,顧客が抱くサービス職のイメージも異なる。労働者は,職業イメージをもって接する様々な顧客に対して,マニュアルが示す感情管理だけで対応しうるのだろうか。本稿では,葬祭業者の語りを取り上げ,葬儀の打ち合わせの場面等でみせる遺族へのインフォーマルな配慮を明らかにする。葬祭業者は,そうした配慮が会社から管理されるような営利目的の配慮ではないことをたえず意識することで,自らの仕事が遺族の感情に寄り添う仕事と位置づけようとしている。
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