紀要論文 日中継子譚の一モチーフ : 「継子と炒り豆」を中心に

繁原, 央

内容記述
昔話研究はアンティ・アールネ,スティス・トンプソン以来,タイプ(話型)研究を柱に展開されてきたように思う。その後モチーフにも注目されるようになったが,十分とはいえない。ここでとりあげる「継子と炒り豆」は日本ではもっぱら継子譚の発端部分で語られるが,中国では小鳥前生譚の一話型として語られている。その語り方は細部まで共通しており,広い中国でここまで似た語り方がされるのは注目に値する。モチーフがユニークであるほど,タイプを超えていろいろな話に取り込まれてゆく一例といえようが,国によって別の話に取り込まれて伝承しているのは,どうしてだろうか。本稿は資料提供の段階ではあるが,問題提示とする。
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