Departmental Bulletin Paper 『持続可能な社会のための租税教育』~日本税理士連合会寄附講座の宮城教育大学での実践~

小金澤, 孝昭

Description
 今回の租税教育シラバスは、持続可能な社会を作る上で、今どんな問題が私たちの前にあるかを考え、それらの問題の解決のために果たす税の役割について考える内容を構成した。多くの学生は、持続不可能な問題として少子高齢化問題や震災復興問題、貧困や格差問題、国の財政の赤字問題などを取り上げる。討論を深めていくと、解決策として、「保育士を増やす」、「介護労働の改善」、「被災地での災害復興住宅の建設」などが指摘される。しかし、解決策を進める財源はどこにあるのかを議論すると、必然的に持続可能な社会を作るためには、みんなのお金である税金への関心が急速に高まることになった。今回の租税教育の授業は、税の必要性、納税の仕組みを考えるだけでなく、税に関する関心を持続可能な社会を作るという問題意識から構成し、「持続可能な社会を作るための租税教育」のモデル授業をめざした。学生の感想を聞くと効果があったと確信がもてた。
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