Departmental Bulletin Paper 教育的係わり合いにおける自成信号系活動の促進に関する論考

藤島, 省太

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 教育的係わり合いは、『相互しょうがい状況』に端を発し、『相互輔生』を目指す営みであり、中野(2006)のいう「個の体験事実の確定による実践研究」が不可欠である。また、梅津(1978)は、「自成信号系活動の促進」の重要性を指摘している。 本報においては、自成信号系活動に、①自然界におけるその種に特有な生得的機構を基盤として確率高く発現する行動②生得的機構を基盤としながらも、外界の刺激によって、強化・非強化されることによって、受動的・強制的に発現・抑制される習得的行動(条件づけ的学習)③生得的機構を基盤としながらも、生活体が自発した行動が強化されることによって、能動的・自発的に発現する習得的行動(自発(オペラント)的学習)を仮定するとともに、係わり手の自成信号が子どもにも受信されていることを想定し、係わり手自身が、子どもの自成信号を的確に受信できる力量を高めるとともに、自発的・能動的な学習として、自らの自成信号系活動を構成信号系活動に変換していく営みによって、深化し精錬していく必要性について述べた。
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