紀要論文 点図読み取り指導プログラムの開発における段階的指導に適した触図課題の作成とその排列に関する研究(平成25~26 年度文科省科学研究費補助金研究)

長尾, 博

内容記述
 本研究は, 視覚障害者25 名に対する37 種類の点図読み取り実験を通して,点図の読み取り能力について考察したものである。点図を読み取る能力は触知覚力と触認知力に分けられる。実験結果からは, 点字は読めるが点図指導を受けたことのない先天盲者は触知覚力が高く, 点字が読めない後天盲者は触認知力が高いことが示唆された。また, 頭の中で図形を操作するこの触認知力は,視覚を用いてのイメージ展開が期待できない先天盲者にとって, 点字読み練習だけでは自然と身についてこない力であることも示唆された。そこで, 筆者は,点字による学習者は, 点字の指導を受けるだけでなく, 触認知力を高めるための独自の指導プログラムによる指導を早期から受ける必要があることを強調するものである。
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