紀要論文 看護学部学生の学業とアルバイトに関する実態調査
The influence of part-time work on academic performance of nursing students:a survey report

若杉, 早苗  ,  松井, 謙次  ,  篁, 宗一  ,  佐久間, 佐織  ,  山村, 江美子  ,  安田, 智洋  ,  山本, 智子  ,  松岡, 亜希  ,  柴田, めぐみ  ,  鮫島, 道和

内容記述
 本調査は、東海地方にあるA看護系大学に在籍する623 名を対象に、アルバイト実施の実態と学業への影響を把握し、学生指導の方向性を検討することを目的に実施した。 本論では、アルバイトが原因と思われる眠気や体調不良について学業への影響の有無とアルバイトの職種、実施時期、週の回数などの実施状況から、学業に影響を及ぼす要因を探ると共に、学生のアルバイト経験から得られたことの自由記載内容を社会人基礎力(箕浦,2014)を参考に分析し、社会性の発達効果について検討した。 本調査の結果、学業に影響を及ぼす要因として、複数のアルバイトに従事している、従事日数が週4 日以上、就労時間が6時間以上、終了時刻が夜10 時以降の4項目に関与が認められた。また学生が個人的努力として、アルバイトと学業を両立するために、課題やレポート提出の期限に対し「アルバイトの入れ方の調整」や「終了時刻の調整」をしていても、学業に影響が出ている実態が明らかになった。 しかしアルバイトの経験は、学生の社会性の発達向上を促しており、アルバイトで得た収入を学費に充てる必要がある学生もいることから、全てを制限するのではなく、アルバイトと学業を両立させていくための実施の目安となる基準を学生指導の方針に盛り込んでいく必要性が示唆された。
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