紀要論文 山村住民の生活構造(2) : 婚礼祝儀を事例として

倉重, 加代

内容記述
従来の農村社会学や村落研究の枠組みでは捉えきれなかった山村の性質を明らかにする上で贈答(金品授受)控に注目し,本稿では同一集落内の2戸の婚礼祝儀控の分析を通して,1900年から1960年代までの山村住民の営みを明らかにすることを目指した.山村の場合,贈与品について生業との関係も研究対象となるが,先行研究で明らかにされているように,本研究でも贈与品と生業の関係は見られなかった.また,各婚礼における祝儀金額は統一されているわけではなく,社会関係も2戸の間で相違が見られた.婚礼祝儀では明らかにできることが限られるため,山村の性質を特徴付けるには他の記録の分析も組み合わせ,多角的な視点での研究を進めることが課題である.
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