紀要論文 次社会における精神保健医療・福祉システムの構築にむけて : 外と内と排除の論理をめぐって
On the structure of mental health care and welfare system in the next society: Logic of inside and outside and exclusion

岡村, 正幸

14pp.75 - 95 , 2018-03-01 , 佛教大学社会福祉学部
ISSN:13493922
NII書誌ID(NCID):AA12013741
内容記述
本論文はわが国の精神保健医療福祉領域において1970年代以後,喫緊に求められる法制度改革について,国際的な脱施設化を軸とする精神科医療改革の進展を踏まえ,その基底となる目指す社会の構成について「多元的循環型社会」の視点から「暮しの場所とその質」を問う,まちなかケアについて明らかにしようとするものである。これらは筆者らがこの数年,取り組んできた「精神保健医療福祉領域におけるシステム要素の変更と軸の移動」という研究課題の次なる課題設定であり,いわゆる「脱施設化」から「脱制度化」論への進展を踏まえ制度,政策議論としては課題の緊急性の中,多様な参加者のもとなかな進まないわが国での議論の閉塞状態への新たな提案をもつものである。それは歴史的展開での諸外国における新たな精神保健医療福祉領域での「内」と「外」の議論と意味の解明であり,同時に後期近代における新たな価値,文化としての多様性や共生,包摂に関わる検討でもありその根底には近代社会の発展と共に常に内包される排除の論理をいかに克服するのかといった意図をもつものである。
多元的循環型社会
脱制度化
排除の論理
政治の時代
まちなかケア
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https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FO/0014/FO00140L075.pdf

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