紀要論文 西チベット・ラダック地方の葬送儀礼にみる命(1) : zhikhroの儀軌と無量寿如来の関係について
Concept of Life in the Funeral Rites of the Tibetan Buddhist Cultural Belt of Laddakh, west Tibet: with a special focus on the relationship of the rituals of zhi khro and Amitayus Buddha

中島, 小乃美

14pp.1 - 23 , 2018-03-01 , 佛教大学宗教文化ミュージアム
ISSN:13498444
NII書誌ID(NCID):AA12403236
内容記述
現在インド領である西チベット・ラダックで、現在も行われている死者儀礼の中では阿弥陀如来が重要な働きを示す。この阿弥陀如来は無量光/無量寿とも表され、二つの特徴が見られるが、今回zhikhroの儀軌の翻訳から無量光は死者を浄土へ導く役割が、無量寿は長寿の役割を担い、障碍を取り除くために馬頭がその役割を担っていることが明らかとなった。現地において無上瑜伽タントラ系の尊像が注目される中、無量寿如来、ターラー尊、仏頂尊勝母という無量寿三尊の形が見られることや、『悪趣清浄儀軌』の主尊・普明ヴィルシャナ如来と無量寿如来が並んで描かれている壁画などが見られたことから、現在も阿弥陀の浄土に赴くことや、悪趣に墮さないことに対する人々の信仰がこの地域の宗教文化として受け継がれていることが窺われる。
チベット死者の書
葬送儀礼
無量寿
阿弥陀仏
悪趣清浄儀軌
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https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SB/0014/SB00140L001.pdf

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