紀要論文 マラリア制圧プログラムにおける社会学的パースペクティヴ(1) : 環境社会学者がみるマラリア感染
Sociological Perspectives and Future Issues on Malaria Control Program

満田, 久義

66pp.17 - 34 , 2018-03-01 , 佛教大学社会学部
ISSN:09189424
NII書誌ID(NCID):AN10404127
内容記述
本稿は,マラリア制圧プログラムにおける社会学的パースペクティヴと今後の課題について,環境社会学の視点から研究するものであり,とくに,マラリア感染の社会学的要因の解明と新たな社会学的アプローチによるマラリア対策の例示を目的とする。2005年にインドネシア・ロンボク島で生起したマラリア・アウトブレイクを事例として,とくに「気候正義」の観点から地球温暖化とマラリア感染拡大に関する社会疫学的研究を進める。マラリア感染拡大の社会学的要因としては,(1)人間貧困(経済的,社会的,政治的,文化的,環境的な貧困の重層化),(2)社会変動と人口移動(都市化や産業化などによる),(3)都市スラム,(4)農業開発,(5)住居環境,(6)家族形態の変化(とくに核家族化)(7)ジェンダー問題,(8)地域文化・慣習(暗黙の掟,宗教など)を取りあげ,その相互関連を分析する。最後に,東ロンボク島のマラリア村で実施した「マラリア制圧のための7 つの行動変革プログラム」とその課題について解説する。
マラリア
アウトブレイク
社会疫学
マラリア行動変革
地球温暖化
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https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SO/0066/SO00660L017.pdf

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