Departmental Bulletin Paper パーソンズ文化概念の性質的変遷 : 規範主義的相関性から構成的自律性へ
The Characteristic Changes of Parsons's Cultural Concept : From Normativism Relativity to Constitutive Autonomy

白石, 哲郎

41pp.1 - 16 , 2017-03-20 , 佛教大学社会学研究会
ISSN:03859592
NCID:AN00219617
Description
本稿の主たる目的は,パーソンズの中期以降(1960年代前半~後半)の理論展開にかんして,とくに文化概念に付与された特性の推移を追うことにある。斯かる「性質的変遷」は,社会システムの構造化という水準において「文化システムの規範的要因」(構成員の間で広範に分有されている価値体系)が鍵となる「相関性」から,社会システムを含む低次の行為システムを,文化システム自体が上方から意味的に統御するメタなレベルでの「自律性」という流れで捉えることができる。一連の論考をとおして浮き彫りとなるのは,近代社会の持続的な秩序がいかなる要件によって成り立つのかという,かつて「ホッブス的秩序問題」とも呼称された学問的課題に対するパーソンズ畢生の関心である。
性質的変遷
文化システムの規範的要因
相関性
自律性
ホッブス的秩序問題
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/BS/0041/BS00410L001.pdf

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