Departmental Bulletin Paper 子どもの人権としての「保育」 : ケアと日本国憲法
Early Childhood Care and Education in Japan : Care and the Constitution

若尾, 典子

14pp.133 - 150 , 2017-03-31 , 佛教大学福祉教育開発センター
ISSN:13496646
NCID:AA11988112
Description
21世紀に入り、各国で乳幼児に関する制度の再編が進展している。この国際的な動向は、「教育」と「ケア」に分離してきた伝統的制度を「ケアと教育」保障へと改革するものである。ところが「子ども・子育て支援法」(2012年成立・2015年施行)は、給付に関してではあるが「教育」と「保育」を区分し、「ケアと教育」の一体的把握に逆行する。しかも児童福祉法(1947年制定・1948年施行)の乳幼児『保育』は、「ケアと教育」を一体的に把握するものである。支援法によって『保育』は、新たに「教育」と「ケア」に分離されかねない状況にある。あらためて、児童福祉法の『保育』保障の先進的特質が浮上している。なぜ、国際動向より半世紀近くも前に、児童福祉法の『保育』保障が登場したのか。本稿は、児童福祉法の『保育』保障の特質を、戦後改革を主導した日本国憲法との関連で検討する。
保育
児童福祉法
日本国憲法
女性差別撤廃条約
子どもの権利条約
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/FC/0014/FC00140L133.pdf

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