Departmental Bulletin Paper 《闘争する人格》と大学問題(2) : 『職業としての学問』をいかに読むか
Personality in Struggle and the University Problems: How should We read and understand Max Weber's lecture on Science as a Vocation?

野﨑, 敏郎

64pp.25 - 45 , 2017-03-01 , 佛教大学社会学部
ISSN:09189424
NCID:AN10404127
Description
『職業としての学問』を理解するためには,ドイツの大学問題の理解が不可欠である。十九~二十世紀のドイツにおいては,国家官僚制の優位と大学自治権の危機とが到来し,大学内部の管理支配関係の矛盾も露出した。これにかんして重要な役割を果たしたアルトホフの事績を考証すると,すでに就任時に強大な権限を手にしていた彼は,他国の官僚機構への圧力を行使することと,彼のブレーン学者の影響力を利用することにより,ドイツ全土の大学に大きな支配権を振るい,大学教員層を隷従させたことが判明する。これによって,ドイツの大学の専門学校化と大学教員の官吏化が加速的に進行し,専門化と機械化が深刻なものとなったのである。併せて,アルトホフ自身は,自分の創出した体制の問題性に無自覚であったことを指摘する。
マックス・ヴェーバー
『職業としての学問』
ドイツの大学問題
アルトホフ
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/SO/0064/SO00640L025.pdf

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