紀要論文 京都愛宕山をめぐる講社組織の変遷 : 鎮火講社・神楽講社の事例を中心に
Research of Kosha in Atagoyama: A case Study of Chinka Kosha and Kagura Kosha

細里, わか奈

45pp.135 - 151 , 2017-03-01 , 佛教大学大学院
ISSN:18833985
NII書誌ID(NCID):AA12387923
内容記述
鎮火講社は、神仏分離と神道国教化を促す宗教制度の影響を受けながら、明治十七年(一八八四)に愛宕神社の神職たちによって設立された教会講社に端を発する。集落内で組織される従来の愛宕講とは異なり、広域に講員をもち講社長によってその運営が行なわれてきた。明治後期には、新たに設立された神楽講社と共に神社附属講社へ、さらに戦後には個人運営の講社へと変容し、現在も運営が続けられている。両講社は、近世に成立した講集団とは性質が異なる集団だが、その成立過程をみると愛宕講と密接な関係にあり、講研究の上で重要な事例であると考える。本稿では、現在の講元が所蔵する明治・大正期の鎮火講社・神楽講社関係史料を中心に調査を行い、両講社の変遷をまとめた。これによって、近代国家の宗教制度が宗教集団に多大な影響を与えた近代における神社と講社の関係を考察する。
愛宕信仰
愛宕講
神道愛宕教会
講社
神仏分離
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https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/DB/0045/DB00450R135.pdf

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