Departmental Bulletin Paper 中世祇園社片羽屋神子の存立に関する一考察 : 組織と職掌の特性から
Katahaya-miko of Gion Shrine in the Middle Ages

堀岡, 喜美子

45pp.153 - 169 , 2017-03-01 , 佛教大学大学院
ISSN:18833985
NCID:AA12387923
Description
中世祇園社片羽屋神子については脇田晴子氏により一定明らかにされている。すなわち宮籠、片羽屋(座・衆)とも称され祇園社に下級の役人として神楽や夫役に奉じた男女混合の組織であった。しかしながら、なぜ宮籠組織が片羽屋や片羽屋神子と称されるのかは判然とせず、男神子の職掌についても不明な点が多い。また、丹生谷哲一氏は職掌より宮籠・片羽屋神子は散所非人と位置付けている。本稿はこうした片羽屋神子に関する研究の到達と課題を踏まえ、祇園社関係文書を再考することにより神子組織編制の過程、および職掌について検証した。この結果、「神子」号は宮籠組織が自ら獲得したと思われ、また宮籠・片羽屋神子は散所非人ではないが、下級の呪術的芸能者集団(1)と位置付けられることが明らかになった。
祇園社
宮籠
片羽屋神子
散所非人
呪術的芸能者
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https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/DB/0045/DB00450R153.pdf

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