Departmental Bulletin Paper 徳川家の女性と総本山知恩院 (史学科創立50周年記念号)
Women of the Tokugawa Family and Chion-in Temple

今掘, 太逸

7pp.3 - 22 , 2017-03-01 , 佛教大学歴史学部
ISSN:21854203
NCID:AA1251450X
Description
徳川家の女性と総本山知恩院今堀太逸〔抄録〕日本人と寺院の歴史を研究するとき、宗派の歴史をふまえて考察する必要がある。慶長八年(一六〇三)、徳川家康は法然廟堂の浄土宗総本山知恩院に大伽藍を造立した。以後、御影堂には徳泰院(家康母於大)と家康・秀忠の将軍束帯像が安置され、所司代以下の武家衆が月参りをすることになる。家康が知恩院を将軍家京都菩提所としたのは、先祖松平親忠の五男超誉存牛が二十五世住職として、天皇家の帰依を受け、勅願所・浄土宗総本寺の地位を確立したことによる。徳川三代将軍は、勅願所である知恩院を将軍家菩提所として崇敬、支援することで、天皇家と将軍家の融和を果たした。その結果、元禄十年(一六九七)一月十八日、東山天皇より法然に「円光大師」の大師号が下賜され、知恩院が京の町の平和と繁栄を象徴する伽藍として隆盛する。本稿では、徳川家の菩提所としての知恩院、また、徳川家ゆかりの女性の浄土宗帰依と知恩院崇敬を考察する。
日本人と寺院
将軍家京都菩提所
葬祭と年忌仏事
信心と供養
勢至堂万日回向
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https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/RO/0007/RO00070R003.pdf

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