紀要論文 源氏物語への回路 : 伊勢物語第六段の再検討から

山本, 登朗

23pp.50 - 66 , 2016-11-26 , 佛教大学国語国文学会
ISSN:13424254
NII書誌ID(NCID):AN10591104
内容記述
源氏物語に見られる、前後に連接形式を持たない和歌挿入という表現形式が、伊勢物語にも見られることに再度注目し、近年土方洋一氏によって画賛的和歌と名付けられたこれらの表現について、最近の陣野英則氏の論、早く昭和三十四年に提唱された阪倉篤義氏の論、仮名消息に注目した池田和臣氏の論などを手がかりに、新しい考察を試みる。特に、和歌と地の文の融合と、前後に連接形式を持たない和歌挿入という二つの形が、共通の地盤の上に成立し、新しい物語叙述の方法としてともに源氏物語に用いられたものであることを確認して、そこに至るまでの回路の中に伊勢物語を位置づける可能性を考える。
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https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KG/0023/KG00230R050.pdf

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