紀要論文 南京博物院蔵後漢画象石の魯秋胡子図 : 新出の列女伝図について

黒田, 彰

23pp.193 - 238 , 2016-11-26 , 佛教大学国語国文学会
ISSN:13424254
NII書誌ID(NCID):AN10591104
内容記述
列女伝図研究において、非常に重要な図柄を有する、新出の列女伝図画象石の魯秋胡子図が、南京博物院の所蔵に帰したことは、かねてから仄聞していたが(『南京博物院二〇〇七年度征集文物』)、なかなか実見の機会が訪れなかった。その魯秋胡子図を今年一月に漸く実見することが出来た。魯秋胡子図は従来、武梁祠の採桑のそれが有名で、武梁祠系統の図像には、多くの作例が残されている。ところが、魯秋胡子図にはもう一系統、武梁祠の採桑場面ではない図像が残り(前石室九石二層の図)、これまでその二場面の関係は、謎とされて来た。新出の南京博物院蔵の図が重要なのは、それら二つの系統の図像を、一図の内に併せ持つからである。小稿は、その新出図像の研究史的価値の明を目的とする。併せて、新資料の出土が相次ぐ列女伝図の現状からもう一例、魯漆室女図についても付論する。
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KG/0023/KG00230R193.pdf

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