Departmental Bulletin Paper 『源氏物語』における「がまし」形容詞の表現性 : 「わざとがまし」に着目して

本廣, 陽子

23pp.156 - 173 , 2016-11-26 , 佛教大学国語国文学会
ISSN:13424254
NCID:AN10591104
Description
『源氏物語』の「がまし」形容詞は、そこに心情的要素を含みこむ。それは、「をこがまし」のような人物に対する批判を表す語のみならず、「わざとがまし」のような状況を描写する語についても同様である。そして、「わざとがまし」が示す、客観的事態の主観的把握の表現こそ、特に『源氏物語』において生み出された新しい表現方法であったと言える。なお、本稿は、拙稿「『源氏物語』における「がまし」形容詞の発展」(『国語国文』第八四巻第五号二〇一五年五月)を踏まえ、それをさらに発展させたものである。
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https://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KG/0023/KG00230R156.pdf

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