紀要論文 終末期看護の本質
The Essential Nature of Nursing Care for the Terminali Ill

梅川, 奈々

15pp.89 - 101 , 2016-03-18 , 佛教大学教育学部学会
ISSN:13474782
NII書誌ID(NCID):AA11672731
内容記述
終末期にある患者に対する支援の重要性は広く認識されている。それは、終末期という時期が、思いがけず唐突にそれまでの生活を大きく転換させられてしまう特別な時期だからだと言える。〈死〉を見据えて生きなければならなくなった患者は、自暴自棄になったり、悲嘆やあきらめの感情に陥ったり、精神的に不安定になったりしやすい。このような終末期患者への対応は、医療従事者にとっても非常に困難だとされている。 日本医師会や日本看護協会は、終末期患者の意思決定や疼痛緩和の対応について終末期患者に共感的にかかわることを柱とした指針を示している。しかし終末期患者が抱える悩みは、意思決定や身体的な苦痛のことだけにとどまらない。終末期患者は、間もなく訪れる死への不安や恐怖の中で、生きる希望を失ったり、それまでの人生に後悔の念を抱いたりしながら〈療養〉しているのである。本論文では、未だ終末期患者に向き合うための本質的な指針が示されていないことをうけて、〈共感〉に着目しながら終末期看護の本質に迫る。
終末期
終末期看護
共感
看護師の役割
Terminal Phase
Terminal Care
Empathy
The Role of Nurses
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KK/0015/KK00150L089.pdf

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