Departmental Bulletin Paper 「地域とくらし」学習の視点に基づく小学校社会科授業の開発 : 歴史教育者協議会の特質と実践をてがかりに
Development Lessons of Social Studies in Elementary School are based on a viewpoint of Area and living learning : Key to the Solution of Characteristic and Practice of REKISHIKYOUIKUSHAKYOUGIKAI

河内, 晴彦

15pp.103 - 114 , 2016-03-18 , 佛教大学教育学部学会
ISSN:13474782
NCID:AA11672731
Description
本稿は倉持の提起する「時代のイメージを育てる生活文化学習を」という提起を、歴史教育者協議会や大阪歴史教育者協議会の結成の契機や集団的に作り上げてきた実践にまでさかのぼり、批判的な検討を行った。 新たに「地域とくらし」学習という視点を提起することより、小学校歴史学習を今までの実践を継承しながら、更に発展させる視点を提起することができた。 この中で行った検討とは、まず第1に、歴史教育者協議会の結成時点までさかのぼり、その特質を明らかにしたことである。第2に、大阪歴史教育者協議会の結成とその特質、小中高の教師が共同で検討、実践を積み重ねて作り上げた「大阪プラン」とその実践に立ち返り、その特質を明らかにしたことである。第3に、1990年代の実践から、新たな実践の可能性を導き出したことである。 このような検討をもとに、倉持の「生活文化学習」の意義と問題点を明らかにし、新たに「地域とくらし」学習という視点を提起し、授業開発を行い、その具体例を2時間の授業例として示した。2時間という授業例は、十分なものではないが、この授業例の検証を行うこと、さらには、少なくとも「近世」の単元を通した授業開発を行うこと、また、前近代・近現代を通したプランと教材、授業開発を行うことが、今後の課題である。
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KK/0015/KK00150L103.pdf

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