紀要論文 小学校の学級活動で用いられる技術の変遷
Changes in Techniques which are Used for Classroom Activities in Japanese Elementary Education

保田, 直美

15pp.37 - 55 , 2016-03-18 , 佛教大学教育学部学会
ISSN:13474782
NII書誌ID(NCID):AA11672731
内容記述
本稿では、小学校特別活動の「学級活動」の領域で、どのような心理学的な技術が戦後用いられてきたかを主に小学館『小三教育技術』の分析を通して明らかにした。1950年ごろから1980年ごろまではソシオメトリックテストが、2000年代半ばからは構成的グループエンカウンターなどの心理教育的な技術が多く用いられていた。加えて、「楽しい」「あたたかい」支持的な風土を求める傾向や、小集団の形成を重視する傾向も、戦後継続して見られた。心理学的な技術が広く受け入れられる上では、これらの要素を満たすことも重要となっていると考えられた。また、ソシオメトリックテストや心理教育的な技術が普及した時期は、教師が心理学的な技術について管轄権をある程度持っている時期であり、教師が管轄することで学校現場の文脈で利用しやすいよう技術が変換・パッケージ化されていることも受容の背景となっていると考えられた。
特別活動
学級活動
心理学的な技術
『小三教育技術』
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http://archives.bukkyo-u.ac.jp/rp-contents/KK/0015/KK00150L037.pdf

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